お知らせ

令和5年度スポーツ振興くじ助成金事業のご報告 2024年4月30日(火)

令和5年度スポーツ振興くじ助成金事業のご報告

令和5年度のスポーツ振興くじ助成金を活用した事業のご報告をいたします。

当年度においては8月5日に助成金活用事業を実施いたしました。これに伴い、独立行政法人日本スポーツ振興センターより、スポーツ振興くじ助成金として982千円の助成を受けました。

助成金を有効活用しスポーツの普及振興に向けた重要なプロジェクトを実現することができました。皆様のご支援とご協力に心より感謝申し上げます。

今後も、スポーツ振興に貢献するため、さらなる努力と改善を続けてまいります。何かご質問やご意見がございましたら、どうぞお気軽にお知らせいただければ幸いです。

今後ともご支援いただけますようよろしくお願い申し上げます。

<目次>

「メディカルフィットネス・フォーラム2023」

「事業の成果」

「事業の評価」

「令和5年度スポーツ振興くじ助成金の収支報告」

 

「メディカルフィットネス・フォーラム2023」

(独立行政法人日本スポーツ振興センター助成金活用事業)

医師、トレーナー、 医療従事者、 マネージャー、経営者、整骨院関連、介護関係、リハビリ関係に従事する人を対象に開催した。

・開 催 日:8月5日

・開催場所:有明セントラルタワーホール

・参加者:合計159名

・テーマと講師:

 

「事業の成果」

 

本フォーラムには健康スポーツ指導者やフィットネス経営関係者、医療従事者、一般の方が参加した。スポーツ指導者と医療関係者の交流の機会を提供する場ともなっており、徐々ではあるが成果が得られてきた。健康スポーツの現場においてはスポーツ指導者と医療従事者との連携は必須であり、フィットネス参加者がより円滑に効果的に運動できれば国の医療費の削減に貢献できる。本フォーラムではスポーツ指導者と医療従事者の考え方や意見を聞き、問題点や課題を共有、問題点や課題を解決する道筋が見えてきた。解決策や改善案などの非常に積極的な意見も出され大変有意義な講習会となった。参加者から継続実施の要望が多数寄せられた。

1. 事業成果

1.1. 交流促進による相乗効果の創出
本講習会は、健康スポーツ指導者と医療従事者という異なる専門分野の専門家が交流する場を提供することで、以下の相乗効果を生み出した。

〇多角的な視点の獲得: スポーツ指導者と医療従事者それぞれの専門的な知識や経験を共有することで、参加者は健康スポーツに関する多角的な視点を得ることができた。

〇課題解決の促進: 双方の専門家による意見交換を通じて、健康スポーツの現場における課題や問題点の解決に向けた具体的な道筋が見えてきた。

〇信頼関係の構築: 継続的な交流を通じて、参加者同士の信頼関係が構築され、今後の連携強化に繋がる基盤が築かれた。

1.2. 具体的な成果

〇問題点・課題の共有:
スポーツ指導者と医療従事者それぞれの立場から、健康スポーツの現場における具体的な問題点や課題が共有された。

〇主な問題点・課題:
・スポーツ指導者と医療関係者の連携
・運動指導における安全性の確保
・運動効果の最大化
・慢性疾患を持つ人への対応
・高齢者への運動指導
・医療費削減への貢献
問題点・課題の共有は、双方の理解を深め、解決に向けた具体的な取り組みを検討する土台となった。

〇解決策・改善案の提案:
参加者からは、問題点・課題の解決に向けた活発な意見交換が行われた。

〇主な解決策・改善案:
・スポーツ指導者と医療従事者間の情報共有体制の構築
・共同研修の開催
・ガイドラインの作成
・専門家チームの結成
・認知度向上のための啓蒙活動
これらの意見は、今後の講習会の内容や運営に反映していく。

〇参加者アンケート結果:
参加者の満足度調査では、95%以上の参加者が「満足」または「非常に満足」と回答し、講習会の内容や運営に対して高い評価を得た。

〇具体的な意見:
・内容が充実していた
・講師の解説が分かりやすかった
・他の参加者と交流できた
・今後の仕事に役立つ

参加者からは、継続実施の要望が多数寄せられた。

 

「事業に対する評価」

 

1. 評価ポイント

本事業は、以下の点において高く評価できる。

〇医療従事者とスポーツ指導者の積極的な参加と意見交換:
講習会を重ねるごとに、参加者からの意見や提案が活発になるなど、積極的な参加姿勢が見られた。
異なる専門分野の専門家による意見交換は、問題点や課題の解決に繋がる重要な要素であり、本事業の大きな成果と言える。

〇メディカルフィットネスに関する具体的な発表:
複数の健康運動施設からメディカルフィットネスに関する具体的な発表が行われた。
発表内容は、参加者にとって有益な情報であり、今後の事業運営に活かせる貴重な資料となる。

〇問題点の解決策の学習機会の提供:
メディカルフィットネスは未知の部分が多く、どの施設も手探り状態にある。
本事業は、そのような状況下で、参加者が問題点の解決策を学習する機会を提供できた。
これは、今後のメディカルフィットネスの発展に大きく貢献すると言える。

2. 今後の課題

〇参加者層の拡大:
今後は、更なる参加者層の拡大を目指していく必要がある。特に、医療機関やスポーツ団体との連携を強化することで、より多くの医療従事者やスポーツ指導者に本事業を認知してもらうことが重要となる。

〇発表内容の質向上:
発表内容の質を高めるために、発表者への事前指導や質疑応答の時間を設けるなど、更なる工夫が必要となる。

〇メディカルフィットネスに関する情報発信:
メディカルフィットネスに関する情報発信を強化することで、認知度向上と理解促進を図る必要がある。

〇継続的な事業運営:
本事業の効果を検証し、継続的な事業運営に向けて体制を整備していく必要がある。

3. 結論

本事業は、医療従事者とスポーツ指導者にとって有意義な機会を提供できたという点で、高く評価できる。

今後、上記の課題に取り組むことで、より効果的な事業運営を目指していく必要がある。

 

 

「令和5年度 スポーツ振興くじ助成金の収支報告」

 

以上、令和5年度スポーツ振興くじ助成金の活動状況のご報告いたします。