公益財団法人日本健康スポーツ連盟・日本メディカルフィットネス研究会では、10/26（水）～28（金）にて開催しておりました「ホスペックスジャパン2022」にて主催セミナーの開催・ブース出展を行いました。
出展ブースでは厚生労働大臣認定 健康増進施設、指定運動療法施設について認定を検討されている方、認定施設の方のご相談を受付けさせていただきました。2022年4月の規定緩和に伴い、認定の取得が可能となった小規模施設の方も多数お越しいただき、健康増進施設、指定運動療法施設の認定取得に向けてのご案内をさせていただきました。
当連盟としても少しづつ制度が周知されていることを感じることができました。
主催セミナー会場は100席がほぼ満席となり、講演してくださった講師の方々・参加いただいた皆様のおかげで盛況の下、終了することができました。
 
午前の部では、帝京大学教授でEIM Japan事務局長の佐藤 真治先生に、国家成長戦略に基づく運動療法政策、世界（米国）の潮流とExercise is Medicine、EIM Japanの活動について等、最新情報のご報告等をお話しいただきました。
当連盟からは、健康増進施設認定規程改正と 指定運動療法施設（医療費控除制度）についてご報告させていただき、改めて皆様に制度について、認定取得の詳細・流れについてをご説明させていただきました。

★国では令和４年４月１日より厚生労働大臣認定健康増進施設の規程が緩和されました。
主な内容は①面積要件について、最低２０㎡を有している事。
②指定要件のうち医療費控除における１回あたりの施設利用料金を５,０００円から１０,０００円に改正。
この改正は、健康増進施設及び指定運動療法施設の利用を一層促進する観点から施行されたものです。
 
有限会社Wellness Sports 代表／NESTA JAPAN 副代表　齊藤 邦秀氏からは、ウェルネス機器の最新情報や健康増進施設、指定運動療法施設における活用法についてお話ししていただきました。
午後の部では、吉祥寺南病院 内科部長／トレーナーズ株式会社 代表の松坂 憲先生より
「日本初！ 医療費控除が使えるパーソナルジムの始め方」と題し、パーソナルジムにおいての指定運動療法施設制度の活用について、健康運動指導士や健康運動実践指導者の役割について、また指定運動療法施設制度の普及に向けてのお話をしていただきました。
 
リハビリ整体＆トレーニングJump 院長・理学療法士の木村 元寿先生には、「整体院との併設メディカルフィットネス （指定運動療法施設）との融合」と題し、治療院型として健康増進施設を取得した上での今後の展望や施設運営の貴重な情報、施設のシステム・サービス内容についてお話いただきました。
参加者は運動施設・健康増進施設、指定運動療法施設・医療機関の方、健康運動指導士の方、パーソナルジムの方、企業の方など多くの職種の方にご参加いただき、当連盟の活動を知っていただくことができたかと思います。
各講演、質問も多数いただき、終了後も講師の方や当連盟へもお問合せをいただく等、今後の活動に向けての糧となりました。
 
今後の当連盟の活動といたしましては、12月4日（日）に健康増進施設セミナーIN九州2022、2月25日（土）には健康増進施設大会を開催致します。
■健康増進施設セミナーIN九州2022　　https://www.kenspo.or.jp/1617/
地域の健康資源である健康増進施設、指定運動療法施設、フィットネス、メディカルフィットネス、公共施設等で働く健康運動指導士や健康運動実践指導者、その他指導者、トレーナー、フリーランスで働いている指導者の方々に制度を広げるためにも情報の共有や事例の発表が最大の効果を生むものと思い、九州でのセミナーを開催する事になりました。
基調講演にはホスペックスでもご講演いただきました、帝京大学教授でEIM Japan事務局長の佐藤 真治先生、医療との連携や指定運動療法施設として取り組み事例を九州エリアの３施設を招き、運動療法の仕組み等、コロナ禍後の健康増進施設の在り方について具体例を交えてご紹介いただき、一緒に考えていける場にしたいと思っております。
有限会社Wellness Sports代表　NESTA　JAPAN副代表の齊藤　邦秀氏による実習セミナーもあり、今後の指導者やトレーナーについての情報をお話しいただきます。
今後の施設運営にお役立ていただける内容となっておりますので、お時間ある方はぜひご来場ください。

その他セミナー等のイベント開催を企画しておりますので、HP等でご案内させていただきます。何卒宜しくお願い致します。